セサミオイルのすごい効果については、以前にブログでお伝えしました。
今回は、そのセサミオイルを使ったうがいについて。
セサミオイルでうがい。
聞いただけで、「なんか気持ち悪い。」って感じではないですか?
実際に私もそう思いました。ありえないって。
でも、「セサミオイルでのうがい」は、アーユルヴェーダに基づいた健康法の一つなのです。
セサミオイルでのうがいの主な効果は
1.虫歯や口臭の予防
2.風邪の予防
3.アレルギー症状の緩和
4.白髪、抜け毛、髪のパサつきを予防
5.お肌のトラブルを改善して美肌効果
6.のどの調子を整える
7.アンチエイジン効果
などなど。
セサミオイルには、抗酸化作用のあるゴマリグナンという成分が含まれているので、体内の活性酸素を除去する作用が強くなりますし、それにより全身の血行が良くなり、肌や髪を作る細胞にも栄養が行き渡るようになります。
また、オイルを口に含むと、唾液が多量に出るので、その唾液が口の中の汚れを洗い流し、殺菌、保湿、口の中を中性に保つなどにより、口腔内の環境が改善するので、虫歯や口臭予防にもなります。
でも、ごま油にアレルギーのある方は、注意してください!
オイルうがいで使うオイルは、もちろん生のごまを絞って抽出した白いセサミオイルです。
太白ごま油、として販売されていますが、このオイルは生ものということもあり、一度開封して放置すると酸化してしまいます。
そのため、最初に酸化を防ぐ作業が必要となってきます。
その方法は、
①太白ごま油を鍋に入れて、温度計をさしたまま火にかける(弱火で!)
②90℃になったら火を止める。
③余熱で温度が上がってくるので、100℃~110℃くらいになるように、濡れふきんの上に置くなどして、調整する。
④そのまま人肌程度まで冷ます。
⑤保存用のビンなどに入れて完成です。
※冷暗所で保存して、3ヶ月ほど持ちます。
次にオイルうがいの方法です。
1.キュアリングしたセサミオイルを大さじ1くらい口に含む。
2.口全体に行き渡るように、くちゅくちゅと30秒ほどうがいをする。
3.できる方は、そのまま上を向いて、のどに行き渡るようにガラガラと30秒ほどうがいをする。
4.ティッシュペーパーや紙コップなどに吐き出して、生ゴミとして捨てる。
(飲んだり、そのまま排水溝などに流さないようにしてください。)
吐き出したあと、油の感じが気になる方は、お湯で口をすすいでください。
慣れてきたら、30秒で終わらずに、10~20分ほど続けると、さらに効果がアップします。
オイルうがいをする時間帯としては、アーユルベーダの観点としてお勧めするのは、朝と夕方です。
朝は、寝ている間に口腔内に雑菌などアーマといわれる毒素が溜まった状態なので、それを取り除きます。
起きてすぐでも良いのですが、より効果的におこなうためには、軽く口の中をゆすいでから、歯ブラシのみで歯みがき、タンスクレーパーで舌みがきをしてからおこないます。
いろんな嬉しい効果のあるオイルうがい。
私も始めたばかりですが、これからどんな効果が出てくるのか、楽しみにしています!
薬のように即効性はないのですが、毎日の生活の中に取りれる事で、ゆっくりとその変化を楽しんでいこうと思います。
みなさまも一緒にいかがですか?