寒くなってきました。
こんな季節に食べたいものって、身体も気持ちもほっこりする食べ物。
特に寒い冬の夜には、暖かい鍋物が食べたくなりますよね。
私の家では、なべ物にすると、子どもが野菜でもなんでも嘘のように食べるので、冬はもっぱら鍋料理のオンパレード。
コロナ禍になってからは、家族でなべ物を囲むことすら、なんだか気を使ってしまうようになったけれど、でも、やっぱりみんなでワイワイと一つのお鍋を囲んで食べるのは楽しいですよね。
アーユルヴェーダは、病気になる前に、「どのようにして健康を維持するか?」を考える予防医学です。
そんなアーユルヴェーダでは、病気は消化の問題であると考えます。
うまく消化できなかったものが、未消化物として身体にたまると、身体の循環を乱し、そのことが各臓器に悪い影響を与えてしまい、身体の中のバランスが崩れて病気を引き起こしてしまう、と考えます。
だから、消化力は大事!
まずは、規則的な食事が大事で、次の食事をとるまでに4~6時間ほどあけて、前の食事がしっかり消化されてから次の食事をとると、消化への負担が減ります。
次に、新鮮なものを、よく噛んでゆっくり落ち着いて食べること。
よく噛むことで唾液がしっかり出るので、胃での消化が促されます。
また、その土地にある旬の食べ物を、料理をして冷めないうちに温かい状態で食べることも、消化への負担を減らします。
そして、食べるときの精神状態も、消化に影響するので、楽しく食べることが大切です!
栄養豊かな食材たち、それを美味しい料理に変身させてくれた家族や自分自身に感謝の気持ちを持ちながら、「美味しいね~。」と笑顔で食べること!
今は会食中のおしゃべりは慎まないと、だけど、ニコニコと笑顔で食べるだけで、その気持ちはしっかりと伝わります。
できれば、食事の時間もスマホから目を離さない、とか、無愛想に黙々と食事をするだけ、なんてことのないようにして、家族や好きに人と、楽しみながら食事をしたいですね!
そんな些細なことが、消化力を高めることにつながります。 まずは、基本的な食事のとり方を見直してみて、消化力をととのえていきましょう!