もう9月も終わり、今日から10月。
今日10月1日は何の日かご存知ですか?
なんと!食物繊維の日だそう。
10月1日を数字だけにすると、
1001(せんいち)
で、繊維の日なんだそう。
すごい語呂合わせだけど、今日の日にちなんで、食物繊維について考えてみましょう!
食物繊維とは、食品の中に含まれている成分のうち、ヒトの体内の消化酵素で分解することができない成分のこと。
消化酵素は、その名の通り、小腸の中で食べ物の消化に使われる酵素のこと。
たんぱく質や炭水化物、脂肪などを細かく分解し、体内に吸収されやすくします。
でも、食物繊維は消化酵素に分解されることなく、大腸まで運ばれていきます。
食物繊維には、水溶性の食物繊維と、不溶性の食物繊維があります。
水溶性食物繊維は、水に溶けるとゼリー状になるのが特徴です。
いも類やキャベツなどの野菜、昆布やわかめなどの海藻類などです。
水に溶けない不溶性食物繊維は、大豆などの豆類、ゴボウや穀物など、植物性の食品に多く含まれます。
食物繊維を摂ることで起こる体の変化については、
◎便秘を改善する
不溶性食物繊維は、水に溶けずに胃や腸で水分を吸収して膨らみ、便の量を増やします。膨らんだ便は、腸を刺激して腸の動き(ぜん動)を促し、排便を助けます。
◎腸内環境を整える
水溶性、不溶性、どちらの食物繊維も、大腸内にある細菌によって発酵・分解された後は、善玉菌のえさになります。それにより腸内の善玉菌が増え、腸内フローラが改善されます。
◎食後の血糖値の上昇を抑える
水溶性の食物繊維は、ねばねばの性質から食べ物が胃から腸への食べ物の移動がゆっくりとさせます。そして小腸で糖質の分解吸収されるのを穏やかにして、食後に急に血糖値が上がるのをおさえます。
他にも、コレステロールを低くしたり、肥満や食べすぎを抑えてもくれます。
体にいいことが、こんなにたくさんある食物繊維❗️
積極的に摂りたいですね。