「まだ7月になったばかりだから、冷房をつけるのは早いかな…」
そう思って我慢しているうちに、寝つけなかったり、夜中に何度も目が覚めたりしていませんか?
実は、暑さに体が慣れていないこの時期は、一番体に負担がかかりやすい時期でもあります。
アーユルヴェーダでは、夏は「ピッタ(火)」のエネルギーが高まる季節。
昼間に浴びた強い日差しや暑さは、夜になっても体の中に熱として残りやすく、その熱が寝苦しさや眠りの浅さにつながると考えられています。
「冷房をつける・つけない」ではなく、体に熱をため込まないことが、夏の快眠のポイントです。
① 我慢しすぎず、室温を整える
「冷房は体に悪い」と思われがちですが、暑さを我慢し続けることも身体には大きな負担です。
寝室の室温が28℃を超えて暑いと感じる場合は、エアコンや除湿機を上手に使いましょう。
一晩中冷やす必要はなく、除湿運転を利用したり、タイマーを活用したりして、
快適に眠れる環境をつくることが大切です。
② ぬるめのお風呂で身体の熱を逃がす
暑い日はシャワーだけで済ませたくなりますが、38〜40℃くらいのぬるめのお湯に10〜15分浸かるのがおすすめです。
入浴後は体温がゆっくり下がるため、そのタイミングで自然な眠気が訪れやすくなります。
③ 首・脇・足首をやさしく冷やす
身体全体を冷やすよりも、太い血管が通る首や脇、足首を軽く冷やすと、効率よく熱を逃がすことができます。
冷やしすぎないよう、冷たいタオルや保冷剤をタオルで包んで数分当てる程度で十分です。
私も氷枕を使っています(^^♪
④ 寝る前は心の熱もクールダウン
暑い日ほど、「今日も忙しかった」「明日は○○しなきゃ」と頭の中が働き続けています。
眠る30分前からスマートフォンを見る時間を減らし、照明を少し落として、ゆっくり深呼吸をしてみましょう。
ラベンダーやオレンジなどのやさしい香りを楽しむのもおすすめです。
心がゆるむと、身体も眠る準備を始めてくれます。
⑤ 寝る前の一杯は常温のハーブティーがおすすめ
冷たい飲み物は気持ちいいですが、飲み過ぎると胃腸が冷え、かえって眠りの質が下がることもあります。
寝る前は、常温か少し温かいハーブティーをゆっくり飲みながら、一日の疲れを手放しましょう。
カモミールやルイボスは、リラックスタイムにもぴったりです。
ハーブティーが苦手な人は、お白湯もおススメです!
我慢するより、「心地よく眠る」ことを大切に
「まだ冷房は早いから…」
そう思って眠れない夜を過ごすよりも、上手に室温を整えて、身体の熱をため込まないことが夏の健康につながります。
ぐっすり眠れると、翌朝の目覚めも軽くなり、暑さに負けない体づくりにもつながります。
今年の夏は、頑張って我慢するのではなく、自分の身体が「心地いい」と感じる環境を選んであげてください。
それが、アーユルヴェーダが大切にしている「自分の身体の声を聴く」というセルフケアの第一歩です。



