1日の疲れをとって身体を休めせるためには、「身体の力を抜くこと」が大切です。
身体がガチガチに固まっていたり、寝ても疲れが取れない、という場合、ほとんどが身体に力が入ったまま、緊張状態が続いています。
そんな身体の緊張をほどくのに効果的なのは「入浴」です。
お風呂に入り、からだを芯から温めると、汗が出てきますし、汗と一緒に身体の中にある毒素も一緒に出ていくので、デトックスになります。
また、温めることで血液の循環も良くなるので、代謝が高まり、お肌も若返ります。
お風呂でデトックスするのは、身体だけではありません。
こころも一緒に浄化する作用があります。
日本では昔から、お清め、というのがあるように、身体や物質的な汚れを落とすだけではなく、心に溜まった不快や過ち、災いなど、その空間や身体にまとわりついた穢れを落として清めていくのです。
だから、何か嫌なことがあった時や心がもやもやしているときは、お風呂でお湯につかるときに、嫌な気持ちや感情が、お湯に一緒に溶けだしていくイメージを持ったり、お湯を流すときに心や身体に溜まった汚れが、水に溶け出して一緒に流れていくイメージを持つと、その疲れやイヤな気持ちを引きずることなくリフレッシュできるでしょう。
でも、入浴をすすめると、「忙しいからお風呂に浸かっている時間がもったいない。」という方もおられますが、わたしは、忙しい人ほど、お風呂に浸かってほしいと思います。
お風呂に浸かって身体が緩むことで、筋肉のこわばりや緊張もとれますし、睡眠の質も良くなります。
休む時にはとことんゆるめることで、効率よくエネルギーをチャージできますし、そうすることで、いざというときに集中して最高の力を発揮できると思います。
まだまだ夜に冷え込む季節ですが、毎日お風呂に入ることで、身体も気分もデトックスして、気持ちも新たにリフレッシュしましょう。