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大寒の過ごし方

今日は大寒。
1年を24の季節に分けた二十四節気によると、冬は立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒と6つの季節があります。

大寒は、冬の最後の季節であり、1年で最も寒い時期という意味があります。
この時期は、沢の水が凍り、厚く張りつめる時期ですが、一方で雪が積もっていてもフキノトウの花が咲き始めるなど、春の準備が着々と進められる時期でもあります。

また、寒さが厳しい大寒のころは、空気中の雑菌の活動が比較的抑えられるので、食品を仕込むのに最適な時期だといわれています。お酒やしょうゆ、味噌など、この時期に美味しいとされる「寒の水」をつかって仕込むのがおすすめのようです。

この時期に旬を迎える食材としては、カキや冬野菜、ブロッコリーなどです。
そんな旬の食材を使ったおすすめのレシピとしては、冬野菜のかす汁です。
このメニューは、野菜の甘みが引き立ち,身体が温まるメニューです。
簡単にできますので,ぜひ献立に加えてください。

作り方
1,大根,白菜など好みの野菜を食べやすい大きさに切る
2,下ゆでしたこんにゃくと,熱湯をかけて油ぬきした油揚げを食べやすい大きさに切る
3,鍋にだし汁を入れて,1,2を加える
4,鍋から汁を少し取り、酒粕を加えてふやかしておく
5,具材に火が通ったら4を加えて,しょうゆと味噌で味をととのえる

大寒は,暦の上では最も寒さが厳しいとされていますが,実際には春に向けて木々の芽が少しずつ育ち,芽吹きの準備が始まっています. 寒さを活かした生活をしながら、春までの季節を楽しんで過ごしていきましょう!