イチゴは11月頃から店頭で見かけるようになりますが、実は旬は5月なんです。
でも、冬のクリスマス時期に、ケーキに使うなど需要が高いため、本来の旬ではないこの時期に、収穫できるよう工夫されているようです。
ほぼすべてがビニールハウス内で栽培されていて、イチゴの苗たちが、今はもう春だ、と勘違いするように温度や日照時間を調整されるようです。
そうして真っ赤に熟したイチゴたちが、ピカピカに輝いて私たちを待っているのですね。
いちごには、ビタミンCが豊富なのは、皆さんご存知ですよね。
ビタミンCは、免疫力を高めたり、ストレスを緩和したり、他にも美肌への効果も期待できます。
ビタミンC以外には、ペクチンという不溶性の食物繊維が豊富に含まれているので腸内環境をととのえてくれるし、女性に嬉しい葉酸も含まれています。
また、いちごの甘い香りには、食欲をそそられますが、同時に良い香りに気持ちもほっこりとしてきますよね。
この時期にイチゴを食べると、腸内環境が整って美肌になったり、免疫力の向上から風邪予防にも効果があるかもしれませんね。
ちなみに、いちごはバラ科の植物なんです。
他にもバラ科の植物には桜もあります。桜とバラだと、なんとなくそうかなあ、と思いますが、
イチゴとバラ? イチゴとさくら?ってなりませんか?
なんでも、バラとイチゴは雌しべの構造が似ていることから同じ分類になるんだそうです。
知っているようで知らないことも多い、いちご。
美味しいだけではない、いちごの魅力を、ぜひ知っておいてくださいね。